かゆみには中枢神経性の痒みと末梢神経性の痒みの二種類があります。
中枢神経性の痒みはオピオイドが関与し、末梢神経性の痒みは知覚神経やヒスタミンが関与しています。
一般的なアレルギー(T型・W型アレルギー)は、知覚神経やヒスタミンが関与している末梢神経性の痒みです。
また、ストレスなどの精神疾患や椎間板ヘルニア・股関節形成不全症などの痛みが関与しているものは、中枢神経性の痒みです。

意外に簡単なように思えますが、実際の診療現場では、今起こっている痒みが中枢神経系なのか、末梢神経系なのか診断することが非常に難しく、悩みの種そのものです。(多くの獣医師は、この違いすらわからず、中枢神経系の痒みなのに末梢神経系の痒みの治療をしているケースが多いです。)
しかし、しっかりとした検査・診断・治療を行えば、その2つの痒みの違いは容易に区別でき、
的確な治療が出来ます。